女だから、オンナになる。

女らしさ、って何でしょう。

わたしは、ずっと、二度と被害に遭わないように、とどこか怯えながら生きてきた。
そういう無意識の働きが、自分のオンナとしての色艶を隠そうとしていたのだと思う。
目立たないように。
黒一色のパンツスタイルは定番。
だから結婚したら、ホッとした。もうフェロモンは要らないや、と。
そして、子どもが産まれれば、髪振り乱しての子育てに入るので、「母」と相容れない色艶からはますます遠のいた。
そして、そこに安住していたように思う。

いつでもスッピン、ナチュラルな暮らし、スタイルを氣にしないふんわりしたオーガニックコットンの服。
すごくラクな世界。
どこか中性的でさえあったような氣がする。
いまも、このスタイルは好きだ。
だけど、わたしの傷付いたオンナを取り戻すには、このままでは足らないらしい、と氣がつくようになっていた。

美しくなろう。
艶やかになろう。
もっとオンナになろう。

わたしの中で反響する、どこか悲痛なこの声。無視するわけにはいかない。
そうだね、そうなろうか。
覚悟を決めた。
そうして、覚悟を決めると、神さまは機会を与えてくださる。

女性をより魅力的にする華やかな服。
落とさなくてもいいくらいの栄養豊富な化粧品。
頭皮への負担を最小限にするヘアサロン。
そして、踊り。

ひょんなことからベリーダンスを習いはじめた。お腹と腰をしっかり使い、しなやかに手指を動かす。
うわ、ちょっとセクシーで女性らしい美しさ!
ベリーダンスは、子孫繁栄を願った女の踊りらしい。
まさに女にしかできない至高の祈りに出逢ったような氣がする。

たぶん、そういうものを求めても大丈夫だ、と自分を信頼できるようになったからなんじゃないかな、と思う。
誰がどう思おうと、いいじゃん、わたしの好きなわたしになるのよ!
そうやって「わたし」にだけアクセスし続けたから、そういう、解放的でとらわれない心地よさにたどり着けるようになってきた。
ちょっと勇気もいるし、怖さももちろんあるけれど、わたしにしか行けない場所にはそうやって行くしかないのだなぁ。

女らしさ、に正解はない。
そのひとらしければ、どうあってもそれでいい。
だけど、妻になろうが母になろうが、痛めつけられようが、オンナを生きていくことを避けてはいけないのだと思う。
否定してもいけないのだと思う。

わたしは避けたり否定したりしたから、取り戻す必要があるのだ。
だから少し苦労もしているけれど、一曲踊れるようになったころ、またもう少し幸せになっているんじゃないかな、と思う。

2コメント

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  • みしぇる

    2021.07.31 00:59

    TKさま いつもあたたかなメッセージをありがとうございます。 とても嬉しい氣持ちになりました。 TKさまも、大切な変わり目のときを迎えておられるのだと感じました。 変化のときは、不安も怖さも戸惑いもありますよね。でも、一歩踏み出せば、道が伸び伸びとひらけてゆきます。 わたしは、女性らしさを求めてベリーダンスを始めましたが、毎日の筋トレのおかげで身体の軸が少しずつできてきて、しなやかになったことで、より生きやすくなりました。 体力がついて、ヒーリングにもプラスになりましたし。 思わぬ収穫がとても面白いです。 TKさまも、勇敢なる一歩をすすまれて、豊かな道を楽しまれますように。 わたしも祈っております♪ このバラは、あるホテルのロビーで見て、あまりに凄かったので思わずパシャリと撮ってしまいました。 ホテルのスタッフの、裏方の小さなコツコツとしたたゆまぬ誠実な仕事が感じられますよね。わたしもそういう姿勢であり続けたいと思っています。
  • TK

    2021.07.30 14:16

    なりたい自分になろうとされてるのがうかがえて大変心強く、自分も頑張ろうと思えました。(自分のやりたいことを思いきりやろうって、その気持ちを再認識できました) 有難うございます。 最近と言ってもここ1、2年ですが、YOASOBIさんの群青って曲が気に入ってて、その曲に背中を押された時のような心強さを文章から感じました。より素敵な女性になっていかれることを願ってます。 それと写真のバラがとても綺麗で見惚れました。テーブルにこんもりの赤バラ綺麗ですね。

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