抗生物質とお漬物、そして腸

昨年の夏のはじめ、歯の治療で抗生物質を服用した。
一日一回、三日間。
一応、それだけ。

さすがお薬。
見事に歯茎の腫れはひき、順調に治療はおわった。
抗生物質はあまり飲みたくなかったのもあって、とりあえず腸への靈氣を治療前から続けていた。
しかし、日常生活のヒマヒマに手を当てるだけでは、回復に十分ではなかったらしい。
間もなく、額を中心に湿疹がお出ましになった。

やはり腸がだいぶダメージを受けたか、、、
腸内細菌の専門家に言わせると、抗生物質一回の服用で、腸内細菌は一気に死滅するらしい。
たぶん、わたしも相当お亡くなりになったのだろう。
便の状態もかなり悪化し、ガスも匂う。
というわけで、腸回復に向けてさまざまな手当てが始まった。

寝るときの靈氣に加えて、
まず甘いものと小麦粉を減らしてみた。
しかし、おやつやさんをしている以上、ゼロにはできない。
ドロップアウト。

次に食全体を減らしてみた。
胃腸がもともと弱く、一回に食べられる量がそもそも限られているから、あまり減らすと体力も落ちた。
ドロップアウト。

湿疹も便の不調も、秋が深まってもなお治らない。
仕方がない。
長期的な作戦を立てよう。

まずは腸の乳酸菌を育て直す。
たくあんを漬け、白菜漬けを仕込み、糠漬けもたっぷり用意する。
そして腸を整え、排出を促すために、
塩をミネラル分豊富なものに変え、八丁味噌の量を今まで以上に増やした。
毎日、コツコツ取り入れる。
毎日、美味しく楽しむ。

そうして、
だいぶよくなってきたころに、ガツンと玄米を炊いた。
腸が弱っているときは、玄米や食物繊維が豊富すぎるものは負担になるからしばらく避けていたのだ。
頃合いがよかったのか、調整と排毒がバッチリかみあって、ようやく腸が元氣になった。
季節は巡り、春になろうとしていた。

腸という壊れた「自然」をもとに戻すには、時間がかかる。
でも、時間をかけても、必ずよくなる。
どちらも真実だ。
だからどちらにも目を向けなくちゃいけない。
それはきっとすべてのことにいえるのだろう。

そして、回復にかかった半年という期間を長いとみるか短いとみるか、
それもまた「目」次第なのだろう。

どちらの目を持ちたいのか。
わたしの愛しいわたしの腸は、
もしかしら、そういうことまでも、わたしに訴えたかったのかもしれない。

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